中国の4月前半の電力消費量は、昨年比で回復した。これは、新型コロナウイルスの影響を受けた経済が徐々に回復し始め、パンデミック対策として講じられた厳格な封じ込め措置が緩和されたためだ。
世界第2位の経済大国である中国の電力消費量は、4月前半2週間で前年同期比1.5%増加し、発電量も1.2%増加したと、同国の国家計画担当者が月曜日のブリーフィングで発表した。
中国では、3月の電力消費量が前年同月比で4.2%減少し、2月には10.1%も急落した。これは、中国中部都市の武漢で最初に確認されたインフルエンザのような感染症の蔓延を抑えるため、当局が旅行や事業活動に厳しい制限を課したためである。
国家発展改革委員会(NDRC)はまた、第1四半期の総発電量が前年同期比で6.8%減少したと発表した。そのうち、火力発電量は前年同期比で8.2%減、水力発電量は9.5%減となった。
電力消費の低迷により、中国で最も広く発電に使用されている燃料である石炭のスポット価格は、金曜日までに1トン当たり498元(70.38ドル)まで下落し、年初から11%下落した。
中国石炭経済研究協会(CCERA)という産業シンクタンクの専門家らは、中国の第1四半期の石炭消費量を8億7000万トンと推定しており、これは前年同期比で6000万トンの減少となる。中でも、電力部門における石炭需要は5000万トン近く減少した。
石炭消費量と発電量の回復に伴い、中国の石炭生産量は3月に過去最高の3億4000万トンに達したと、国家統計局が金曜日に発表した。
出典:ロイター
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